2016-06-01 12:33:42紊燁

《翻譯》-【初音ミク】治者の斜塔【オリジナル曲】-【初音未來】統治者的斜塔【原創曲】

治者の斜塔

統治者的斜塔


作詞・作曲 / ふる (Twitter:@furu_old)
◆ コーラス / CSK (mylist/19442048) のののP (mylist/2325248
◆ ギター / そえ (mylist/20624287
◆ イラスト / ATR
◆ 動画 / くれよん (mylist/15361959
◆ VOCALOID / 初音ミク

 

痩せた肌を焼く陽の声で 塔の街に影が差す

太陽灼燒著枯瘦皮膚的聲音中  塔的街道現出不祥之兆

柱は罪を覆い隠し 胎動が響く

柱子將罪惡隱蔽  胎動響起

 

流行り病が滲む壁に 空頼みの祝福を

在傳染病浸透的牆上  獻上毫無指望的祝福

持ち込まれた穢れを誰が責められるだろう

被攜入的汙穢應該要有誰被苛責的吧

 

傾く黄金の空 宵の吐息に馴染んで行く

傾斜的金色天空  交融於夜晚的吐息

あの月に届くのだろうか

到底能否到達那輪明月呢

頼りない足場から身を乗り出した

從站不住腳的立場挺身而出

 

神託にたゆとう民の斜塔は 彼方に花の都を望む

神諭中飄搖的子民的斜塔  遙望著彼方的花之都市

かりそめの正義に愛も忘れたまま

為了微不足道的正義  連愛也都忘卻了

さらさらとこぼれ落ちる砂の真理を持て囃す

讚揚著刷啦刷啦地崩落的砂的真理

 

蜘蛛の巣にかかり 目を潰され

落入蜘蛛的巢中  被弄瞎雙眼

手足をもがれ 心臓失くしても

切斷手腳  即使連心臟也失去了

それが幸せなのだから

那也是一種幸福對吧

 

咲き誇るミモザの季節に異人は息を潜めた

在含羞草盛開的季節  異邦人潛藏著氣息

柱は崩れ 暴かれた罪が鼓動を止める

柱子崩塌  被揭露的罪行停止了鼓動

傾く囁きの空 瑠璃の吐息に馴染んで行く

傾斜著低語的天空  交融於琉璃色的吐息

あの昴に届くのだろうか

究竟能否到達昴宿的星辰呢?

かざす手に零れ落ちる七つ星よ

仰望著自額前的手溢出的七枚星子啊

 

神託にたゆとう治者の斜塔は 彼方に水の都を望む

神諭中飄搖的子民的斜塔  遙望著彼方的水之都市

ぶどう酒に溺れ 舵取り忘れたまま

沉溺於葡萄酒之中  就這樣忘卻了掌舵的方向

隙間風の耳打ちに羅針盤が狂い出す

當縫隙吹來的風的耳語響起,指南針狂亂地旋轉

 

蜘蛛の糸が垂れ 空へ誘う

蜘蛛絲垂下  引誘人們至天際

魔女の福音に誑かされても

即使被魔女的福音所誆騙

それを慈愛と信じたのか

那樣仍深信著慈愛的嗎?

 

放埓たるカノープスの導き その矛先はどこへ行く

這樣恣意妄為的老人星的指引  那個矛頭應該指向誰呢?

願いの夜の終わり サフラン色の風に星屑が舞い上がる

許願的夜晚的終末  星塵在番紅花色的風中飛揚而上

 

暁にたゆとう治者の斜塔は 暗黙の掟を翻す

在晨曦裡飄搖的統治者的斜塔  推翻了沉默的規約

天を衝く螺旋の争いの果ては

直衝天際的螺旋的紛爭的盡頭

偽りの愛を知るにふさわしい幕引きと

瞭解了虛偽的愛  拉上了相襯的終幕

 

森閑の轍にたったひとり

在寂靜的車轍上孤身一人

身を焦がしてその名を叫ぶ

燒灼著身體  呼喊其名諱

それが幸せなのだから

那也是一種幸福對吧